2014-04-25

初日から優勝を信じていたモーゼス


リバプールのシーズン当初の目標は、トップ4に入り欧州への切符を手にすることだった。だがチェルシーからローンで加入したヴィクター・モーゼスは、最初のトレーニングからタイトルを狙えるチームだと確信していたと明かした。

「リバプールに来たときから優勝すると思ってた。本当だよ!(笑)取材でも優勝できるかもしれないって言ってきた。チームの練習の様子や練習内容、最初の頃の試合をみて、このチームは本物だって思った。このクラブにはすごい才能を持つ選手たちがいるから、いい結果が出せるだろうなって思ってた。俺たちは残りの試合に勝てばリーグ優勝できる状況にある。ものすごく有利な状況だ。」

日曜日のチェルシー戦は出場できないが、アンフィールドで観戦予定。両チームに友人を持つ立場としては複雑な気持ちのようだ。

「なんだか妙な感じになると思う。だけど、いつも通り練習をするよ。俺の仕事はフィットしてそのあとの試合に備えておくことだ。出たいからね。チームに貢献できるように全力を尽くすのみ。チェルシーの選手とも連絡を取って、お互いの状況を教え合ってる。チェルシーにたくさん友達がいるんだ。ジョゼ・モウリーニョとも時々話すよ。最近どうかって聞いてくれる。日曜の試合は見逃せない!」

チェルシーの選手という自覚は今も持っているが、リバプールでの時間を楽しんでいる。

「優勝は俺たちのものだって言える状況じゃないけど、今の選手たちで一丸となって最高のシーズン成績を残したい。本当にみんなが一体となってやってるってことが一番大きい。練習でもどの試合でも勝てるよう全員がしっかり練習してる。プレーしてるかどうかは問題じゃないんだ。多くの試合には出ていないけど、俺と同じような状況の選手はほかにもたくさんいる。だけど大事なのはチームを支える一員だって示すことだ。」

「リバプールにとって最高の結果を望んでる。クラブの成績が良いと嬉しい。今の順位に大満足だよ。リバプールは大好きだ。偉大な歴史を持つ素晴らしいクラブ。ここでの時間はずっと楽しい。スタッフ、選手…とみんなが本当にフレンドリーで、家族みたいなんだ。すごく助けになってる。」

「リバプールに来たときには、みんなが口を揃えてファンの素晴らしさを主張してた。どこへ行ってもサポーターのパッションを感じる。選手としてこんな嬉しいことはないよ。チームに対するファンのサポート、数、情熱に本当に驚かされてる。ここでの時間をさらに楽しくしてくれてるんだ。」

リーグ優勝メダルをロンドンに持ち帰ることができるかもしれない。

「楽じゃないけど、今の選手たちならやれる。俺もできるだけ試合に出て、チームの力になりたいよ。ゴールをアシストし、決めることが俺の仕事だけど、ボールを追って守備をすることも俺の役目。チームがここまでこれたのは、監督の存在が何より大きいよ。選手全員をきちんとフィットさせ、集中させるのが上手い。1人1人が毎試合にしっかり集中してい、3ポイントを確実に取れるようにしてる。」

「俺はチェルシーの選手だ。リバプールでプロの仕事をしに来た。シーズン終了後はチェルシーに戻って、プレーできるよう戦いたい。」

Sky Sports

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