2014-04-21

鳴り止まぬボリーニの携帯


サンダーランドにローン在籍するファビオ・ボリーニの携帯が鳴り止まない。送り主たちはリバプールの選手たちだ。レッズがタイトルを競うマンチェスターシティ相手にアウェイでドロー、さらにチェルシー戦では自身が決勝点を決め、5シーズンぶりにスタンフォードブリッジでモウリーニョに黒星をつけた。

「リバプールのチームメイトからいっぱいきていて、まだ俺の携帯が鳴り止まないよ(笑)。まだ誰かは確認してないんだけど、友人らが俺やゴールを冷やかすメールだと思う。サンダーランドのことを考えて蹴った。リバプールにとってどれほど大きなゴールかってことはほとんど考えてなかった。今はサンダーランドのシャツを着ているわけで、クラブがプレミアリーグに残ることが俺にとってもクラブにとっても最優先だ。」

ローン先からもリバプールのタイトルレースを助けていることから、リバプールファンからは“秘密諜報員ボリーニ”と呼ばれるようになったボリーニ。ロジャーズは、夏以降リバプールに残す意向を示唆している。

「レギュラーでの試合経験を積ませるために出した。特にビッグチーム相手に素晴らしいゴールを決めている。ファビオについては夏にリバプールに帰ってきたときに、もう一度評価して決める。彼は若いから、プレッシャーのある試合のなかでプレー経験を積むのが大事だと感じた。このローンがリバプールの未来にとって有益なものになってほしい。」

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