2015-10-26

ヘビーメタルではなく聖歌

ベンテケの復帰がチームを変えられるか。

ユルゲン・クロップ就任後の3試合を振り返り、ジェイミー・キャラガーは現在のメンバーではバランスが悪く、スピード不足であると、補強の必要性を訴えた。

「作り出すチャンスの数が足りない。この点に関してはクロップを責められない。チームの選手構成が問題。昨シーズン終盤のように、プレーもスピードがないし、遅くて、予想できる動きばかりで、チャンスを作っていない。いいチャンスが作れないのは、チームにウィンガーがおらず、10番が溢れているからだ。」

「トランスファー委員会はどうやって彼らをチームにフィットさせようと考えていたのか不思議だ。それが今ユルゲン・クロップの頭を悩ませてる。彼は1月に何か主張することになるかもしれないが、センターフォワードが4人、10番が3~4人いて、ワイドエリアの選手がいない。今のチームはクオリティとバランスという点でいくつか問題がある。」

ハーフタイムまでのチームは、期待するヘビーメタルどころか聖歌でつまらないと嘆いた。

「2.5試合終えたリバプールをみて、クロップは平凡な選手が揃ったチームだと分かったと思う。ヘビーメタルフットボールをするとやってきたが、リバプールのプレーは聖歌隊みたいだ。スロー、つまらない、何も起こらない。アグレッシブさもなく、全員がいい人になってる。」

同じく元リバプール選手のグレアム・スーネスも、今シーズンにはあまり期待できそうにないと時間がかかることを指摘した。

「61%のポゼッションでオンターゲットが2本では不足だ。前半のリバプールはつまらなかった。後半サポーターを興奮させるシーンもあったが、いいシーズンにするためにはベンテケとスタリッジをフィットさせる必要がある。」

「クロップには今のメンバーしかないということが最大の問題だ。リバプールでは時間は与えられるが、このチームでは早急に解決はできない。彼はチームの限界を知ることになるし、選手たちは似たり寄ったりしすぎで、全員がボールに寄っていってる。彼は非常に難しい仕事を任されている。クリスマスには欲しい選手を獲得してもらえるか?かなり難しいんじゃないかと思う。」


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