2015-10-07

檻に入ったライオンサコー


生まれ育った強豪PSGを離れ、リバプールで新たな挑戦に挑むママドゥ・サコー。リバプールでは思い通りにはいかずチャレンジングな日々。今季リーグでは先発出場はなく、代表からも外れてしまったことも。しかし今季最初の出番がやってきたヨーロッパリーグでキャプテンを務めてからはトントン拍子。数日後には長期契約を結び、リーグでもプレーするようになり、代表にも再招集された。ロジャーズ元監督に出番を与えてもらえなかった期間は、檻に入ったライオンのようだったと明かした。

「再び代表に戻ることができて嬉しい。ホッとしたというよりはまた仕事ができて嬉しい。常に成長している。プレーできなかった期間は、餌をもらえていない檻に入ったライオンみたいだった。ドアを開けてくれたら、走り出すみたいな。」

カップ戦とリーグ戦、代表と試合数が増加しており、負傷のリスクが増えるが、自己管理は徹底している。

「リスクは増えるのかもしれないけど、きちんと自己管理はしている。パーソナルフィットネスコーチもいるし、家には栄養士がいる。パーソナルフィジオもつけてる。」

代表では副キャプテン。リーダーのお手本はスティーブン・ジェラードだ。今でも連絡を取り合っている。

「スティーブンは素晴らしい模範だ。俺がキャプテンバンドを巻いたシーズン初戦のボルドー戦の後メールをくれたりと、彼はこまめにメールをくれる。祝福のメッセージをくれて、『戦い続けろよ、お前を誇りに思う。』って言ってくれた。彼の程の偉大な選手からそんなメッセージをもらえるのはいつもとても嬉しい。」

「リバプールは唯一無二の特別なクラブだ。雰囲気はすごいし、ファン、チーム…アンフィールドに足を踏み入れたときは特別な気持ちになる。キックオフ前に“You’ll Never Walk Alone”を聞くのは、代表戦で国家を聞いているような感じ。夢心地になるよ。世界中からアンフィールドにまで足を運んで試合を観に来る人の気持ちがよく分かる。自分はスカウサーになった気分。」

スカウスは習得した?

「スカウスは特異の訛りであることは確かだ。スカウサーしか使わない言葉を教えてもらったよ。“Sounds lads”って意味わかる?"クールな男"って意味さ。」

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