リバプールだけでなく国中を騒がせワクワクさせるユルゲン・クロップの就任に不満を漏らしたのはチェルシーのジョゼ・モウリーニョ。かつて弟子であったブレンダン・ロジャーズの解任、根付いたサッカー界の強欲な文化を嘆いた。
「誰かが失業した時にはいつも気の毒に思う。それが今のサッカー界に当たり前に起きていて、この国の人々がそれに満足しているということは悲しい。ユルゲンのことを言ってるんじゃない。彼とは良好な関係だし、今後もその事実は変わらない。今言ってるのはブレンダンが職を失ったってこと。新監督就任にみんながワクワクしているのは見たくない。選手が『さらに力を発揮して新監督にアピールしなくっちゃ』とか言ってるのは聞きたくない。そんな力があるならブレンダンにみせろ。本当にこういう文化は嫌い。私が自分で見ようとしない世界だよ。この世界はどんどん悪化している。」
結果を出せなければ実績あれどすぐに非難が飛び交う文化は、解説者たちが繁栄させてしまった?!
「以前のようなプレッシャーは感じていない。私には実績がある。数試合結果を出せなかったからって私の手腕を疑う人々は受け入れられない。サッカー界にはある文化が根付いてしまった。英語でどう表現すればよいのかよくわからんが、'強欲冷酷'とでも言うのかな。その強欲な文化のせいで、ちょっとしたことが起きたら騒ぎ立てる。その文化はイングランドにもある。以前はなかったが、今解説者たちがうるさい。この国で解説者の地位が上がり重要なポストになった。それが文化を大きく変えた要因だと思う。」
「度胸ある解説者もいる。私ほどの実績の持ち主を非難するとは相当な度胸だ。私が『黙れ!お前はキャリアで何も勝ちとってないだろ!』って言い返すリスクを負うことになるわけだから。私はそんなことはしないがね。いい結果を出すために働くことに専念する。かつてはあった監督業の安定というのはもうなくなってしまった。数人の'スペシャルな存在の人々'を除いて誰にも安定は保障されていない。」
2 件のコメント:
でましたね!
お得意のヴェンゲル批判w
キャラガーが責められてるわけじゃないよね笑
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