2015-10-11

4年以内にリーグ優勝


ジョゼ・モウリーニョがプレミアリーグにやって来た時のようなインパクトを与えているユルゲン・クロップ。モウリーニョが自称"The Special One"であるのに対し、就任会見で自らを"The Normal One"と『朝食を食べて、ここに来ただけの普通の人』であることを強調し、メディアとファンのハートを掴んだ。チームのポテンシャルを信じている指揮官は、4年以内のリーグ優勝を目指すと宣言した。

「プレミアリーグは世界一優勝が難しいリーグだろう。5〜7チームが優勝を争っていて、そのうちチャンピオンズになれるのは1チームだけだ。非常に厳しいリーグではあるが、リバプール独自のスタイルで成功できる可能性はある。リバプールには素早い、強い、クリエイティブな選手たちがいて、優秀なディフェンダーもゴールキーパーもいる。このチームのポテンシャルを信じているから来た。非常にいい選手たちだ。」

「25年間リーグタイトルがないというのは非常に長い。今は多くのチームが成長し、タイトルを競っている。歴史はただのベースにすぎない。誰もが昔はこうだったとか過去のことを口にするが、歴史はリュックサックに入れていつまでも担ぐものではない。」

「また次の優勝まで20年は待てない。4年後には優勝できていると思う。それが実現しなかったら、スイスにでも行こっかな(笑)。ドルトムントで私が残した最後の言葉は、『クラブに来た時に周囲がどう思おうが、大事なのは去る時にどう思われるか』。そのために時間をくれ。」

「25年前以上の成功を目指したいというならその力になれると思っている。私を神だと思ってるなら、“なんだクロップは水面で歩けないじゃないか”って言うことになる。そんな期待をされたら困る。リバプールファンが期待するのはわかるし、忍耐が切れてしまったのもわかる。だけどすべて思うように行く世界じゃない。でも私はこれまでの監督と違うわけだから、必ず何かは変わる。だが1日で世界を変えることはできない。」


0 件のコメント: