2015-10-30

ロジャーズに腹が立っていた


リバプールに来たばかりの新人ジョー・ゴメスにポジションを奪われ、開幕後をベンチですごしたDFアルベルト・モレノ。ブレンダン・ロジャーズからは信頼を感じられず、内で憤りを感じていたとGuardianのインタビューで当時の気持ちを明かした。

「ブレンダンにはあまり信頼されていないような気がしていた。今季開幕したときはそう強く感じた。しっかりトレーニングができているとは言ってくれたものの、最初の5試合ではプレーさせてもらえなかった。まだ開幕したばかりだしこれから出番はあるって言われたけど、ストーク戦の後に無失点に終えられたから守備は変えないって言われた。それでもチャンスは来ると言われ続けたよ。」

「移籍したいとかいう考えは全く浮かばなかった。でもチームを外れたときには腹が立つものだ。心のなかで激しい怒りを覚えた。良いプレーができていて、しっかり練習もしているって褒めてくれていたのに、チャンスをもらえない理由がわからなかった。」

ジョー・ゴメスの負傷もあり、現在は左サイドバックの1番手。ユルゲン・クロップ新監督のもとでのニューライフを楽しんでいることを明かした。

「正直どうやって改善したのかって聞かれてもわからないんだ。彼には信頼されていると感じることができる。本当に熱心でサッカーが大好きで、僕自身もそうだ。彼はピッチで自分をしっかり表現しろっていう監督だ。100%じゃなく200%出せっていうし、僕にはそれができると思う。そういう熱のあるスタイルが俺に向いているのかもしれない。今の自分は良いプレーができていると思うし、チームの一員だと感じられる。」

「ユルゲンはとてもよく話をしてくれる。彼に信頼されているって感じる。僕の指導に時間をかけてくれるからかな。彼にはもっと英語を勉強しろって言われてるよ。僕がもっと英語を理解できたら彼のアイデアをしっかり理解することができるようになる。もっと英語をブラッシュアップしなくちゃ。今はルーカスが通訳をしてくれているんだ。週4回1〜2時間の英語レッスンを受けてるんだけど、なんかつまらないんだよ。ユルゲンが僕の指導に多く時間を割いてくれていることで、自分の力をさらに発揮することができているのかもしれない。彼のスタイルは僕に合ってる。」

「攻撃的に、前に出ろって言われている。守備をするときは、相手選手にできるだけ近づいて、アグレッシブなマークをしろって。攻撃するときは何も恐れず、落ち着いてやれって言われている。彼は守備の指導というより、チームのセットアップや戦術の練習に比重を置いている。戦術の練習が多いよ。ひとつのチームとして練習してる。」

週末は不調続きのチェルシーが相手だが油断はできない。クロップのリーグ初勝利が欲しいところ。

「チェルシーが苦しんでいるのは事実だけど、チャンピオンのチェルシーであることに変わりはない。油断できないよ。世界トップの監督と選手がいるから、これから順位を上げてくると思う。しっかり準備して挑む必要があるし、油断してはいけない。相手グラウンドでゴールを決め、勝つという気持ちを持って挑む。」

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